先日、早くも春一番が吹き荒れましたね!? ベランダに干してあった洗濯物は飛ばされ、青空駐車の愛車も砂まみれという惨事になりましたけど、春の気配を感じられるのはいくつになってもワクワクするものです。
唯一のネガ要素は春と言えば“花粉”、、でしょうか> <;店主:家城もこの花粉の当たり年があるので早めの予防を試みています♪
さて、本題に入りましょう!今回のリシャフト事例は・・・
フジクラシャフトの“MCI Black”!
“MCI”と言えば、アイアン用カーボンシャフトの先駆けとして今やベンチマークとも言える地位を築いたワケですが、それは特殊構造と使用感によるところが大きいと考えています。
カーボン繊維にスチール素材を融合させるという画期的な構造を施し、カーボンなのにスチールシャフトのようなイメージを打ち出せたことが、スチールシャフトユーザーの多くを取り込めた所以ではないでしょうか。
そしてこの第二世代「MCI Black」ただ黒くなったから売れているというだけではなくて、従来のコンセプトに加え、今度はウエイトフロー設計を追加して新たな領域への提案をしてきたというワケなんです♪
これまでアイアン用シャフトというと、ユニタイズ設計と言われる一本取りのものとメーカーが指定した番手別設計のものと二択(現代では番手別設計が主流)だったワケです。どちらにしてもその重量は上から下の番手までシャフト重量はほぼ同一というのが基本的なんですよ。それはヘッドの重量自体が上から下の番手に従って重くなるよう設計されているので、シャフトまで重くしていく必要はないと考えられているからなのです。
そんな常識というか概念を打ち破ろう!としたのかどうか私には解り兼ねますが^ ^; このMCIブラックは番手毎に重量がフローしています。もともと従来の番手別シャフトも#3用と#9用で長さが違うのに同重量というと短いほうが重いことになりますけど、こちらはそんなもんじゃありません、、スイングバランスも上と下では2~3ポイントほど変わるのです。
でもこの「MCI-Black」が多くのユーザーに支持されているのは確かです。当店でも施工事例の比率は高く、実践投入後の評価もかなり良いですね!そして、何を隠そう私はこういう意欲的な商品が大好きです♪どこのメーカーでも“やってみたいけど・・・売れなかったらダレが責任とるんだ!?”というので保守的になるのが現実だと思うのです。それをあえてやったワケですから、いち工房店主として高く評価したいですね!!
ゴルフギアには可能性と未来がある!ということですよ^ ^/ 最後までお読みいただきありがとうございます。
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